ウコンの成分と効能
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これまでに発表されたウコンの成分と主な効能です。 |
クルクミン(色素成分)
肝機能を強化し、胆汁分泌を促進する作用や利尿作用があるため、胆炎などの肝機能障害に有効な成分です。 |
ターメロン(精油成分)
胆汁の分泌を促進する作用とともに、鮮魚寄生虫アニサキスの成長を抑制する作用があります。 |
シネオール(精油成分)
胆汁の分泌を促進する作用のほか、健胃作用、殺菌作用、防腐作用などの幅広い効果があります。 |
クルクメン(精油成分)
実験的に抗がん作用の強い活性が認められているほか、体内のコレステロールを溶かす役割があり、尿道結石や動脈硬化に有効といわれています。 |
クルクモール(精油成分)
実験的に抗がん作用の活性があることが認められており、中国では特に子宮がんの治療に有効であるといわれ、臨床的に用いられています。 |
エレメン(精油成分)
実験的に腫瘍に対して増殖を抑える活性が認められています。 |
パラメチトルイルカピノール(精油成分)
胆道にある胆汁を排出する作用があります。 |
フラボノイド「ビタミンP」(精油成分)
血管壁に直接作用し、もろくなった血管を修復する作用があり、血管に弾力性が出てきます。循環器を中心に認知症の予防、喘息、アトピーなど広範囲に効果を上げています。 |
アズレン(精油成分)
炎症や潰瘍を治す作用があり、また胃液中のペプシンの作用を抑える働きがあるといわれています。そのため、アフタ性口内炎や胃・十二指腸潰瘍の治療薬として使われています。 |
カンファ(精油成分)
神経を昂奮させる作用があり、強心作用を持っています。 |
ビタミン、ミネラル類
リン、鉄、カルシウム、カリウム、マグネシウム、ビタミンC、ビタミンBなどが含まれています。 |